公開日:2026/08/18
更新日:2026/08/21
東京の看護師のボーナス平均・相場は?賞与が高い求人を見つける5つの方法
※プロモーションを含みます
東京の看護師はボーナスをいくらもらっているのか知りたい
今のボーナスが少ないのか比較したい
ボーナスや年収が高い職場の探し方を知りたい
「東京の看護師のボーナス(賞与)はいくら?」
「同じ看護師なのに、友達のほうがボーナスが高いのはなぜ?」
「今よりボーナスが多いところに転職したい!」
そう思っている看護師さんも多いのではないでしょうか。
東京都には、大学病院や総合病院、一般病院、クリニック、訪問看護ステーション、美容クリニックなど、看護師が働ける職場が数多くあります。
だからこそ知っておきたいのが、賞与が多そうに見えて、実は多くない求人もあるということです。
東京でボーナスが高い看護師求人を探すなら、「賞与○ヶ月」だけで検索するのはもったいない!
「基本給」「賞与実績」「経験加算」「経験○年モデル給与」まで確認すると、本当に待遇の良い求人を見つけやすくなります。
この記事では、東京都の看護師のボーナス事情と、実際の求人ではどこを見ればボーナス・年収アップを狙いやすいのかまで解説します。
1. 東京の看護師のボーナスはいくら?
まず、「東京のボーナスは多いの?少ないの?」を判断するために、看護師の賞与に関する公的データを確認してみましょう。
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」では、看護師を含む職種について「きまって支給する現金給与額」「所定内給与額」「年間賞与その他特別給与額」などが調査されています。
さらに同調査では、年齢階級別や経験年数階級別の所定内給与額・年間賞与その他特別給与額なども公開されています。
つまり、看護師の給与を見るときは単純な「平均年収」だけではなく、年齢や経験年数によって給与・賞与がどう変わっているのかまで確認できます。
平均ボーナスは「自分の相場」を知るために使う
ここで大切なのは、平均額を見て「東京の看護師なら、この金額がもらえる」と考えないことです。
平均値は、あくまで現在の自分の待遇を考えるためのひとつの目安です。
実際のボーナスは、基本給や勤続年数、経験年数、勤務先の給与規程、役職などによって変わります。
そのため、
- 平均よりかなりボーナスが少ない
- 何年働いても基本給がほとんど上がっていない
- 経験年数の割に給与が低い気がする
- 夜勤を増やさないと年収が上がらない
という場合は、平均額を見て終わるのではなく、「今の経験年数なら、東京のほかの職場ではどのくらいの条件になるのか」まで比較してみる価値があります。
特に中途採用では、これまでの看護師経験を基本給に反映する「経験加算」を設けている職場もあります。
今の病院で8年働いていて給与がほとんど変わっていなくても、転職先でその8年間をどのように評価するかによって、提示される基本給が変わる可能性があります。
基本給が変われば、その基本給を基準として計算される賞与にも差が出てきます。
長く働いているのに給料が上がらないなら?
-

「経験8年なのに、新卒の頃から基本給があまり変わっていない…」という方は、一度ほかの職場で自分の経験がどのくらい評価されるのか確認してみるのもひとつの方法です。転職するかどうかは、条件を比較してから決めても遅くありません。
2. 「賞与4ヶ月」だけで選ぶと失敗する?看護師のボーナスの見方
東京都でボーナスが高い求人を探すとき、最初に覚えておきたいのが「賞与○ヶ月」の数字だけで求人を並べないことです。
求人票には、
- 賞与年2回
- 賞与3.5ヶ月分
- 賞与4ヶ月分(前年度実績)
- 昇給年1回・賞与年2回
などの記載があります。
つい「4ヶ月より4.5ヶ月のほうがいい」と比較したくなりますが、実際の支給額を考えるなら、まず基本給を確認しましょう。
基本給20万円×4.5ヶ月より
基本給25万円×4ヶ月のほうが高い
分かりやすく、2つの求人を比較してみましょう。
| 比較項目 | 求人A | 求人B |
|---|---|---|
| 基本給 | 20万円 | 25万円 |
| 賞与実績 | 4.5ヶ月 | 4ヶ月 |
| 単純計算した年間賞与 | 90万円 | 100万円 |
※賞与が「基本給×支給月数」で計算されると仮定した単純な比較例です。実際の算定方法・支給額は各勤務先の給与規程等によって異なります。
賞与月数だけを見ると求人Aのほうが魅力的に見えます。
ところが、基本給を含めて計算すると、年間賞与は求人Bのほうが10万円高くなる計算です。
-
えっ!「賞与4.5ヶ月」のほうが絶対いいと思ってた…!

-
ここは求人を見るときの落とし穴!「何ヶ月?」だけじゃなくて、「何円を基準に計算するの?」まで見よう!

月給の内訳で重要な「基本給」
もうひとつ、東京で看護師求人を探すときに注意したいのが月給の内訳です。
たとえば求人サイトで、
「月給35万円~・賞与年2回」
という求人を見つけると、かなり給与が高く感じるかもしれません。
しかし、月給35万円の内訳が、
| 給与項目 | 金額例 |
|---|---|
| 基本給 | 22万円 |
| 資格・職務手当 | 5万円 |
| 夜勤手当 | 8万円 |
| 合計 | 35万円 |
※給与の仕組みを説明するための架空の例です。
だった場合、賞与が月給35万円を基準に計算されるとは限りません。
その職場の賞与算定基準が基本給であれば、見るべき金額は「35万円」ではなく「22万円」です。
求人サイトで月給が高い求人を見つけたら、詳細ページを開いて「基本給」「固定手当」「夜勤手当」「賞与実績」の4つに分解して確認してみましょう。
東京で高待遇求人を探すなら
「経験○年モデル給与」を探してみよう
すでに看護師として数年働いている方に、特にチェックしてほしいのが「経験○年モデル給与」です。
病院の採用ページでは、新卒看護師の初任給だけでなく、
- 看護師経験5年の場合
- 看護師経験10年の場合
- 経験年数を考慮
- 職歴加算あり
- 経験加算あり
といった形で、中途採用者の給与について掲載していることがあります。
これは、すでに経験のある看護師にとってかなり重要な情報です。
なぜなら、初任給が高い病院と、「転職したときのに基本給が高い病院」は必ずしも同じではないからです。
看護師経験8年なら、知りたいのは「新卒はいくら?」ではなく、
「私の8年間をいくらで評価してくれる?」ですよね。
気になる病院を見つけたら、この順番で確認
- 求人サイトで月給・賞与・基本給を確認する
- 病院名で検索して公式採用ページを見る
- 「経験○年モデル給与」「経験加算」「職歴加算」を探す
- 賞与の前年度実績と算定基準を確認する
- 自分の経験年数なら基本給・想定年収がいくらになるか確認する
ここまで確認すると、「賞与4ヶ月だから良さそう」という求人の見方から、「自分が転職した場合、実際に年間いくらもらえそうか」という比較に変わります。
そして、ここからが東京で転職するメリットです。
東京都には非常に多くの医療機関があります。ひとつの職場の給与制度だけを見て「看護師ならこんなもの」と判断する必要はありません。
同じ経験年数でも、経験の評価方法・基本給・賞与実績が違えば、転職後の年収にも差が生まれます。
3. 東京でボーナスが高い看護師求人を見つける5つの探し方
ここからは、実際に東京都でボーナス・年収アップを狙って転職先を探すときに、求人票のどこを見ればいいのかを具体的に解説します。
ポイントは、「大学病院だから高そう」「大きな病院だから待遇が良さそう」とイメージで選ばないこと。
東京都内の病院が公開している採用情報を見ていくと、経験年数ごとの給与モデルや職歴加算、賞与実績まで公開している職場があります。
ボーナス・年収アップを狙う5つの探し方
- 「経験5年・10年モデル給与」がある求人を探す
- 「経験加算」「職歴加算あり」の記載を探す
- 「賞与あり」ではなく前年度実績まで見る
- 月給ではなく基本給と手当の内訳を見る
- 求人サイトを見たあとに病院公式採用ページまで確認する
①「経験5年・10年モデル給与」がある求人を探す
すでに看護師として数年働いている方なら、まず探してほしいのが「経験○年の場合の給与例」を公開している求人です。
実際に、東京都立病院機構の多摩北部医療センターでは、既卒看護師について以下の給与例が公開されています。
| 職務経験 | 年収 | 月収 | 賞与 |
|---|---|---|---|
| 5年 | 492万1,000円 | 31万7,000円 | 111万7,000円 |
| 10年 | 534万6,000円 | 34万3,000円 | 123万円 |
※3年課程を卒業し、職務経験がある看護師の初任給例。その他、扶養手当・住宅手当・通勤手当・特殊勤務手当・超過勤務手当等が規定により支給されます。掲載内容は確認時点の採用情報です。
出典:東京都立病院機構 多摩北部医療センター「看護部 募集要項」
ここで注目したいのは、単に「賞与年2回」と書かれているだけではなく、経験5年・10年で、実際にどの程度の年収・賞与になるのかまで確認できることです。
この例では、経験5年と10年を比べると、給与モデル上の年間賞与には11万3,000円の差があります。
「看護師のボーナス平均はいくら?」という平均値だけを見るより、こうした自分と近い経験年数の給与モデルを確認したほうが、転職後の収入を具体的にイメージできます。
看護師経験5年以上なら、「新卒初任給」だけを見ても自分の転職後の給与は分かりません。
「看護師 経験5年 給与」「看護師 経験10年 給与」「既卒看護師 給与」などの記載がある採用ページを探してみましょう。
②「経験加算」「職歴加算あり」の求人を探す
次に注目したいのが、これまでの看護師経験を給与に反映してくれる「経験加算」「職歴加算」です。
たとえば東京都中野区にある総合東京病院の経験者向け採用情報では、給与について「経験年数による職歴加算があります」と明記されています。
さらに、賞与は年2回・4ヶ月/年(昨年度実績)、昇給は年1回(昨年度実績)と掲載されています。
| 確認項目 | 総合東京病院の掲載内容 |
|---|---|
| 経験者の給与 | 経験年数による職歴加算あり |
| 賞与 | 年2回・4ヶ月/年(昨年度実績) |
| 昇給 | 年1回(昨年度実績) |
| 夜勤手当 | 1回2万円 |
| 住宅手当 | 月2万1,000円(規定あり) |
※掲載内容は確認時点の経験者向け募集要項です。実際の給与は経験年数や各種規定等によって異なります。
こういう求人は、経験者が比較するときにかなり分かりやすいです。
たとえば今の職場で8年間働いていても、基本給がほとんど上がっていない場合。
「もう8年目だから、このくらいの給料が普通なのかな」と考えるのではなく、「私の8年間を、ほかの病院なら基本給にどのくらい反映してくれる?」という視点で求人を比較してみましょう。
基本給が上がれば毎月の固定給だけでなく、基本給をもとに賞与を算定する職場では、ボーナスアップにもつながる可能性があります。
-
8年働いてもあまり給料が変わらないなら、「もっと長く働く」以外にも方法があるってこと?

-
そう!今の職場で昇給を待つだけじゃなくて、「8年間の経験を高く評価してくれる職場」を探すのも選択肢だよ!

③「賞与あり」ではなく前年度実績まで確認する
求人検索をしていると「賞与あり」という求人はたくさん見つかります。
しかし、ボーナスアップを目的に転職するなら、「賞与あり」だけでは情報不足です。
探したいのは、
- 賞与年2回
- 前年度実績○ヶ月
- 年間賞与○円
- 経験○年の場合の賞与モデル
など、実際の支給実績まで確認できる求人です。
たとえば東京都立病院機構の荏原病院では、看護師採用情報に「賞与年2回(前年度実績3.95月/年)」と掲載されています。
一方、同じ東京都立病院機構の多摩北部医療センターでは、経験5年・10年の場合について、賞与を「○ヶ月」ではなく金額まで含めた給与モデルとして公開しています。
転職先を比較するなら、後者のような情報まで見つけられるとかなり判断しやすくなります。
「賞与あり」<「賞与年2回」<「前年度実績○ヶ月」<「経験○年・賞与○万円」
右に行くほど、転職後の収入を具体的にシミュレーションしやすくなります。
ただし、「前年度実績4ヶ月」と書かれていても、今年も必ず4ヶ月支給されるという意味ではありません。
あくまで過去の実績として、基本給や経験加算と組み合わせて判断しましょう。
④「月給30万円以上」で絞り込んだあとに内訳を見る
求人サイトでは、「月給30万円以上」「月給35万円以上」といった条件で求人を探すこともあるでしょう。
入口として月給で絞り込むのは問題ありません。
ただし、検索結果に表示された月給だけで応募先を決めないことが大切です。
実際に東京都立病院機構の採用情報を見ると、新卒看護師の給与例でも、基本給と主要手当が分けて掲載されています。
四年制大学卒の場合、2026年1月時点の予定額として、
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 基本給 | 24万2,900円 |
| 主要手当 | 8万300円 |
| 合計 | 32万3,200円 |
とされています。
しかも、この主要手当を含む給与例は「1ヶ月を4週として、2交代制の夜勤を月4回行った場合」の金額です。
出典:東京都立病院機構「勤務条件と福利厚生(看護師・助産師)」
つまり、「月給32万円」とだけ見るのと、
「基本給24万円台+夜勤などの主要手当を含めて32万円台」
と理解するのでは、求人の見え方がかなり変わります。
「夜勤を減らしたいから転職する」という人なら、なおさらです。
夜勤4回を前提とした月給を現在の給与と比較してしまうと、転職後に夜勤回数を減らしたとき「思ったより給料が低かった」となる可能性があります。
月給を見たら分解して確認!
- 基本給はいくら?
- 夜勤は月何回を想定した金額?
- 夜勤1回あたりの手当はいくら?
- 固定手当はいくら?
- 賞与は基本給の何ヶ月分?
⑤ 求人サイト→病院公式採用ページの順番で調べる
東京都で条件の良い求人を探すときにおすすめなのが、求人サイトだけで調査を終わらせないことです。
求人サイトは、多くの求人を比較したり、勤務地・給与・働き方などで絞り込んだりするのに便利です。
一方で、病院の公式採用ページには、
- 経験5年・10年のモデル給与
- 職歴加算の有無
- 基本給
- 賞与の前年度実績
- 夜勤手当
- 住宅手当
- 年間休日
- 退職金制度
など、求人サイトだけでは確認しにくい情報が掲載されていることがあります。
STEP1
求人サイトで候補を探す
勤務地・月給・働き方などから、気になる求人をいくつかピックアップします。
STEP2
給与の内訳を見る
月給だけでなく、基本給・夜勤手当・固定手当・賞与実績を確認します。
STEP3
病院公式サイトを検索
病院名+「看護師 採用」「看護師 経験者 給与」などで検索します。
STEP4
経験者の給与モデルを見る
「経験5年」「経験10年」「職歴加算」「経験加算」などの記載を探します。
STEP5
自分の場合の年収を確認
分からない場合は採用担当者や転職エージェントを通して、自分の経験年数なら基本給・想定年収がいくらになるのか確認します。
特に看護師経験が長い人ほど、STEP5まで確認してほしいところです。
実際に東京都立病院機構の大久保病院でも、既卒看護師について経験5年・10年それぞれの給与例を掲載し、「免許取得後の経験は一定の基準により加算される場合がある」としています。
出典:東京都立病院機構 大久保病院 看護部「看護師(常勤)の募集」
つまり、東京都で看護師として転職するなら、
「東京の看護師の平均ボーナスはいくら?」を知るだけで終わらず、「私の経験なら、この病院ではいくらになる?」まで調べるのがポイントです。
4. 看護師経験が長い人ほど「転職後の基本給」を比較しよう
「ボーナスを上げたい」と考えると、つい賞与月数ばかり探してしまいます。
しかし、経験5年・8年・10年とキャリアを重ねている看護師さんほど、注目したいのは転職時に提示される基本給です。
たとえば、今の病院で8年間働いて基本給がほとんど上がっていない場合でも、転職先がこれまでの経験を加算してくれれば、入職時点から現在より高い基本給を提示される可能性があります。
これは「転職すれば必ず給料が上がる」という意味ではありません。
大切なのは、今の職場の給与だけを基準にして、自分の看護師としての価値を決めないことです。
「8年目なのに給料が変わらない」なら一度比較してみる
同じ病院で働き続けていると、自分の給与がほかの職場と比べて高いのか低いのか、意外と分からなくなります。
だからこそ、
こんな人は一度求人を比較してみてもOK
- 5年以上働いているのに基本給がほとんど上がっていない
- 後輩や新卒との給与差が小さくなってきた
- 役割や責任は増えたのに給与に反映されていない
- 夜勤を増やさないと年収が上がらない
- 自分の経験年数なら他院でいくらになるのか知らない
という方は、実際に転職するかどうかにかかわらず、自分と同じ経験年数の給与モデルを調べてみるのがおすすめです。
転職するかは、条件を見てから決めればOK
-

「今の職場を辞める」と決めてから求人を見る必要はありません。まずは東京にどんな求人があり、自分の経験ならどのくらいの基本給・年収になるのかを比較してみる。それだけでも、今の待遇を客観的に判断する材料になります。
看護師の給料が上がりにくい理由や、経験を正しく評価してもらう方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
5. 東京で転職するなら「23区だけ」で求人を探さない
東京都で看護師求人を探すとき、つい新宿・渋谷・池袋など23区内の求人ばかり見てしまう方も多いのではないでしょうか。
しかし、東京都の求人情報は23区だけでなく、八王子・立川・三鷹・府中・町田・多摩市などの多摩地域にも広がっています。
東京都の福祉人材情報サイト「ふくむすび」でも、求人検索エリアは23区・多摩・島しょ部に分かれており、多摩地域だけでも多数の市町村から求人を探せます。
ボーナスや年収アップを目的に転職するなら、最寄り駅から30〜45分程度で通える範囲まで検索エリアを広げるのもひとつの方法です。
たとえば、
- 23区西部に住んでいるなら武蔵野・三鷹・府中方面
- 多摩地域に住んでいるなら立川・八王子・町田方面
- 23区北部なら埼玉寄りだけでなく北区・板橋区・練馬区周辺
など、行政区だけで区切らず、実際の通勤時間を基準に候補を広げると、給与条件の良い求人に出会える可能性が増えます。
東京では「23区内だから高給与」とは限りません。
住所ではなく、自宅から通える範囲+経験加算+賞与実績で求人を探すと候補を増やしやすくなります。
同じ東京都内でも「通勤時間」で働きやすさはかなり変わる
東京で転職するときは、給与だけでなく通勤負担もかなり重要です。
年収が20万円上がったとしても、片道の通勤時間が30分増えれば、年間ではかなりの時間を通勤に使うことになります。
特に夜勤がある看護師の場合は、
- 夜勤明けでも乗り換えが少ないか
- 始発・終電に無理がないか
- 最寄り駅から病院まで徒歩で通えるか
- バスの本数が少なすぎないか
まで確認しておくと安心です。
「ボーナスが高い求人」ではなく、「ボーナスが高くて通い続けられる求人」を探すのが、東京で長く働くためのポイントです。
6. 東京では「住宅手当・寮」まで含めて年収を比較する
東京都で働く場合、もうひとつ見逃したくないのが住宅手当や職員住宅・寮です。
月給や賞与が同じでも、住居費の補助がある職場とない職場では、実際に自由に使えるお金に差が出ます。
たとえば東京都立病院機構では、給与とは別に、規定により住居手当・通勤手当・扶養手当・超過勤務手当などが支給されることが案内されています。
採用内定者向けにも、住居手当や通勤手当に関する申請書類が用意されています。
東京は家賃負担が大きくなりやすいため、求人を比較するときは、
東京の求人で給与と一緒に見たい項目
- 住宅手当はいくら支給される?
- 職員寮・借り上げ住宅はある?
- 通勤手当の上限はいくら?
- 寮を出た後も住宅手当を受けられる?
- 住宅手当に年齢・世帯主などの条件はある?
まで確認してみましょう。
たとえば、ボーナスが年間10万円高い職場より、住宅手当が毎月2万円支給される職場のほうが、年間の実質的な収入では有利になることもあります。
| 比較項目 | 求人A | 求人B |
|---|---|---|
| 年間賞与 | 100万円 | 90万円 |
| 住宅手当 | なし | 月2万円 |
| 住宅手当の年間合計 | 0円 | 24万円 |
| 賞与+住宅手当 | 100万円 | 114万円 |
※比較方法を分かりやすくするための架空の例です。実際の支給条件は勤務先によって異なります。
こうして見ると、「ボーナスが一番高い求人=一番待遇が良い求人」ではないことが分かります。
-
東京って家賃も高いし、ボーナスだけ比べてもダメなんだね…。

-
そう!住宅手当や寮まで含めて比べると、実際に残るお金が多い求人を見つけやすいよ!

7. 東京なら病院以外の働き方も比較してみよう
東京都で看護師として転職するメリットは、病院以外の選択肢も多いことです。
東京都内には、
- 一般クリニック
- 美容クリニック
- 訪問看護ステーション
- 介護施設
- 企業・健康管理室
- 学校・行政関連の看護職
など、看護師資格を活かせる働き方があります。
東京都は訪問看護の人材育成にも取り組んでおり、都内各地域に「訪問看護教育ステーション」を指定する事業も実施しています。2026年度の事業では、すでに指定されている地域として23区内だけでなく、八王子市・立川市・三鷹市・日野市・多摩市・西東京市なども挙げられています。
「病棟で夜勤を続けながら年収を上げる」以外にも、訪問看護やクリニックなどへ働き方を変えながら、給与条件を比較する方法があります。
病院以外の働き方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
8. 東京の看護師が転職前に確認したい「最後の5項目」
ここまで見てきた内容を踏まえると、東京都でボーナス・年収アップを目指して求人を探すときは、応募前に以下の5項目まで確認できるとかなり安心です。
応募前に確認したい5項目
- 自分の経験年数なら基本給はいくらになる?
- 前年度の賞与実績はいくら・何ヶ月?
- 夜勤回数を含めた想定年収はいくら?
- 住宅手当・寮・通勤手当はいくら?
- 実際の通勤時間と働き方を続けられそう?
特に①〜④まで数字で比較するのがおすすめです。
求人サイトに載っていない場合は、病院公式採用ページを確認したり、採用担当者へ質問したりしてみましょう。
自分から給与について細かく聞きにくい場合は、看護師専門の転職エージェントを通して確認してもらう方法もあります。
転職エージェントの仕組みについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
9. 東京の看護師のボーナスに関するFAQ
東京23区のほうが他の地域よりボーナスは高いですか?
23区内だから必ずボーナスが高いとは限りません。
東京都は23区だけでなく、多摩地域など他の地域の求人数も多く、給与や賞与は病院によって決まります。
郊外は人手不足が深刻で、賞与を含む年収が高く出る傾向もあるため、
自宅から通える範囲で基本給・賞与実績・経験加算を比較すると、条件の良い求人を探しやすくなります。
東京都立病院はボーナスが高いですか?
東京都立病院機構では、給与・主要手当・賞与などの勤務条件を公式サイトで公開しています。
ただし、現在の職場より高くなるかどうかは、経験年数や各種手当、現在の給与条件によって変わります。
経験年数別の給与モデルを公開している病院もあるため、自分と近い経験年数のモデルを確認してみると比較しやすいでしょう。
ボーナスが高ければ転職したほうがいいですか?
ボーナスが高いことは魅力のひとつですが、それだけで転職先を決めるのはおすすめできません。
特に東京では、住宅費・通勤時間・夜勤回数によって、実際の負担や手元に残る金額も変わります。
「ボーナス」「年収」「住宅手当」「働き方」「通勤」まで含めて比較してから判断しましょう。
10. まとめ
東京の看護師のボーナス平均を知ることは、自分の現在の待遇を確認するひとつの目安になります。
ただし、本当にボーナス・年収アップを目指すなら、平均額を調べて終わるのではなく、「自分の経験年数なら、東京のほかの職場でいくらになるのか」まで比較することが大切です。
東京でボーナスアップを狙うなら
- 「賞与○ヶ月」より基本給を見る
- 経験5年・10年などのモデル給与を探す
- 経験加算・職歴加算がある求人をチェックする
- 23区だけでなく通える多摩地域まで候補を広げる
- 住宅手当・寮・通勤まで含めて待遇を比較する
今の職場で長く働いていると、「看護師の給料やボーナスって、このくらいが普通なのかな」と思ってしまいがちです。
でも、東京には23区から多摩地域まで多くの医療機関があり、病院以外の働き方も含めて選択肢があります。
「今のボーナスが少ない気がする」
「経験をもっと評価してもらいたい」
そう感じたら、まずは今の給与と、東京で募集されている求人の条件を並べて比べてみるところから始めてみましょう。
転職するかどうかは、その条件を見てから決めても遅くありません。
より詳細な東京の病院事情を知りたい方は、【東京都】看護師向け転職ガイドをチェックしてみてください。
東京で今より条件の良い職場があるか確認してみよう
-

「経験8年なら基本給はいくら?」「賞与実績は?」「住宅手当は?」まで確認して、今の職場と比べてみましょう。条件を数字で比較すると、転職する価値があるか判断しやすくなります。
