資格を取得すると看護師の給料は本当に上がる?現場のリアルな声を紹介

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こんな人におすすめ
  • 資格を取れば看護師の給料が上がるのか知りたい方

  • 認定看護師や専門看護師を目指すか迷っている方

  • 資格取得した看護師のリアルな声が気になる方

  • 資格を活かして年収アップ・キャリアアップしたい方

「資格取得で看護師の給料は本当に上がる?」
「認定看護師になっても、手当が少ないって本当?」
「勉強や研修に時間をかけて、結局何も変わらなかったら嫌だな…」
そんな疑問を抱えている看護師さんも多いのではないでしょうか。

看護師が目指せる資格には、専門看護師・認定看護師・保健師・助産師・ケアマネジャーなど、さまざまな選択肢があります。

看護師が目指せる資格の一覧

資格を取得すると、できる仕事が増えたり、専門性を評価されたりする可能性があります。
一方で、勤務先によっては「資格を取っても基本給は変わらなかった」
「手当よりも役割や責任が増えた」

というケースもあります。

専門看護師を雇用している病院のうち、
資格手当を支給している病院と回答した病院は47.0%
資格手当を支給していない病院と回答した病院は49.5%でした。

専門看護師・認定看護師の手当の実態
  • 専門看護師手当がある病院:47.0%
  • 専門看護師の平均手当額:月11,857円
  • 認定看護師手当がある病院:49.5%
  • 認定看護師の平均手当額:月11,228円


出典:日本看護協会「2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査報告書」

つまり、資格取得後に手当が付く看護師がいる一方で、資格を取得しても手当が付かない職場も少なくないということです。

ただし、資格取得のメリットは毎月の手当だけではありません。
専門外来や院内教育を任されたり、管理職への昇進につながったり、資格を評価してくれる職場へ転職しやすくなったりすることで、結果的に年収アップへつながることもあります。

「資格取得の前に、働く場所そのものを見直したい」という方は、
▶︎看護師資格を活かせる病院以外の仕事10選
もあわせて参考にしてみてください。

1. 資格取得で看護師の給料は本当に上がる?

結論からいうと、資格を取得しただけで、すべての看護師の給料が上がるわけではありません。

資格取得後の評価方法は勤務先によって異なり、資格手当が支給される職場もあれば、基本給や手当にほとんど反映されない職場もあります。

日本看護協会の調査では、専門看護師を雇用している病院の65.0%、認定看護師を雇用している病院の59.9%が、基本給与額について「賃金表では特別な評価をしていない」と回答しています。

資格 手当がある病院 平均手当額 賃金表で特別な評価なし
専門看護師 47.0% 月11,857円 65.0%
認定看護師 49.5% 月11,228円 59.9%


出典:日本看護協会「2024年度 看護職員の賃金に関する実態調査報告書」

この結果からも、資格を取得しただけで自動的に基本給が上がるとは限らないことが分かります。

ただし、資格を持っていることで院内での役割が広がったり、昇格・昇進の評価材料になったりすることはあります。
そのため、資格取得による収入への影響は、「資格手当による直接的なアップ」と「昇進・転職による間接的なアップ」に分けて考えることが大切です。

① 資格手当が付けば年間10万円以上の収入アップになることも

専門看護師・認定看護師の平均手当額は、手当がある病院では月1万円を超えています。
仮に月11,000円の手当が毎月支給された場合、年間では約13万2,000円の収入アップになります。
大幅な年収アップとはいえなくても、資格取得前と同じ勤務時間で手当が上乗せされるのであれば、長期的には一定のメリットがあります。

ただし、実際の手当額や支給条件は病院によって異なります。
資格を取得する前に、現在の勤務先で以下の内容を確認しておきましょう。

  • 資格手当の制度があるか
  • 毎月いくら支給されるか
  • 資格を取得しただけで対象になるか
  • 専従・専任として配置される必要があるか
  • 更新費用や研修費用の補助があるか

② 基本給に反映されない職場も少なくない

専門看護師や認定看護師として働いていても、一般のスタッフと同じ賃金表が適用され、基本給には資格が反映されないケースがあります。
資格取得後に、

  • 院内研修の講師を任される
  • 看護師からの相談対応が増える
  • 専門チームや委員会へ参加する
  • 院外活動や研究発表を求められる

といった役割が増えても、給与がほとんど変わらない場合もあります。
そのため、給料アップだけを目的に資格を取得すると、「責任や業務は増えたのに、収入は思ったほど増えなかった」と感じる可能性があります。

③ 昇進や転職によって結果的に年収が上がることもある

資格が給与へ直接反映されなくても、専門性や実績が評価され、主任・看護師長などの役職を目指しやすくなるケースがあります。

また、資格保有者を積極的に配置している病院や訪問看護ステーション、専門外来などへ転職することで、現在よりも好条件で働ける可能性もあります。

資格取得が収入アップにつながる主なパターン
  • 毎月の資格手当が支給される
  • 基本給の等級や号俸が上がる
  • 主任・看護師長などの役職に就く
  • 資格を評価する職場へ転職する
  • 専門外来や教育担当として活躍する

資格を取る前に大切なのは、取得そのものをゴールにしないことです。
「資格取得後にどのような業務を担当したいのか」「現在の職場ではどのように評価されるのか」まで考えておくことで、費用や時間をかける価値があるか判断しやすくなります。

  • 資格を取れば、必ず基本給が上がるわけではないんだね…。
    勉強を始める前に、今の病院の手当制度も確認した方が良さそう!

    考えている黄色い妖精

  • その通りだよ♪
    手当だけでなく、資格を取った後に任される仕事や、昇進・転職でどう評価されるかまで確認することが大切なんだ!

    指を指すハートの妖精

資格取得による給料の変化は、勤務先の評価制度や資格の活かし方によって大きく異なります。
次の章では、資格を取得した看護師が感じやすいメリットと、現場で起こりやすいリアルな変化を詳しく紹介します。

2. 資格を取得した看護師のリアルな声|実際に給料はどう変わった?

資格取得を考えている看護師さんの中には、
「実際に取った人はどう感じているの?」
「本当に年収アップにつながったの?」
と気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、資格取得後によく聞かれるリアルな声を紹介します。

① 資格手当が付き、毎月の収入が増えた

認定看護師や専門看護師として活動している方の中には、
毎月1万円前後の資格手当が支給されているケースがあります。

よく聞かれる現場のリアルな声
  • 毎月1万円の資格手当が付いた
  • 賞与の算定にも反映された
  • 院内での評価が上がった
  • 専門外来を任されるようになった

毎月1万円でも、年間では12万円以上の収入アップになります。
長期的に見ると、決して小さくない差になるでしょう。

② 給料はほとんど変わらず、業務だけ増えた

  • 委員会活動が増えた
  • 院内研修の講師を任されるようになった
  • 後輩指導や相談対応が増えた

にもかかわらず、
「給料はほとんど変わらなかった…」
という声も少なくありません。

特に資格手当制度がない病院では、
責任だけ増えてしまい、モチベーションが下がってしまうケースもあります。

③ 転職時に評価されて年収が上がった

資格取得後に転職したことで、
結果的に大きく年収が上がったというケースもあります。

  • 認定看護師を評価する急性期病院へ転職
  • 訪問看護ステーションの管理職へ転職
  • 専門外来の立ち上げメンバーとして採用

など、資格保有者を積極的に採用している職場では、
資格が年収アップにつながりやすい傾向があります。

そのため、
「資格取得=今の病院で給料が上がる」
とは限りません。
しかし、認定看護師・専門看護師・保健師などの資格は、転職時に評価されやすく、
結果として年収アップにつながる
ケースもあります。

資格取得後によくあるケース 収入への影響
資格手当が付く 月5,000〜15,000円程度アップ
役職へ昇進する 役職手当が追加される
業務だけ増える 収入が変わらない場合もある
資格を評価する職場へ転職 年収50〜100万円以上アップするケースも

資格取得を検討する際は、
「今の病院でどう評価されるか」だけでなく、
「将来的にどんな働き方をしたいか」まで考えておくことが大切です。



  • せっかく資格を取るなら、評価してもらえる職場で働きたい!

    考える妖精


  • 待遇は病院によってかなり違うんだよ!
    今の職場だけじゃなく、転職で評価されるケースも多いんだ♪

    笑顔の妖精


3. 給料が上がりやすい看護師資格一覧

資格の中には、比較的収入アップにつながりやすいものもあります。
ここでは、看護師が取得を検討しやすい代表的な資格を紹介します。

① 専門看護師(CNS)

専門看護師は、特定分野において高度な看護実践能力を持つ看護師です。
大学院修了が必要となるため取得難易度は高いですが、
病院によっては資格手当や役職登用につながるケースがあります。

  • 教育担当
  • 管理職
  • 認定看護管理者

などを目指したい方にも人気があります。


▶ 日本看護協会|資格認定制度について

② 認定看護師

感染管理、皮膚・排泄ケア、緩和ケアなど、
特定分野のスペシャリストとして活躍できる資格です。

院内での需要も高く、
資格手当が付いている病院も比較的多い資格の一つです。

③ 特定行為研修修了看護師

医師の包括的指示のもと、
一定の医療行為を実施できる看護師です。

近年は急性期病院や訪問看護分野で需要が高まっており、
転職市場でも評価されやすくなっています。

④ 保健師

行政・企業・学校など、
病院以外でも活躍できる資格です。

企業看護師や産業保健分野では、
病棟勤務より高年収となるケースもあります。

⑤ 助産師

分娩介助や妊産婦ケアを行う助産師は、
夜勤手当や分娩手当などが加わり、
看護師より高年収になるケースも少なくありません。

専門性が高く、
長期的なキャリア形成にもつながりやすい資格です。

⑥ ケアマネジャー

介護施設や地域包括支援センターなどで活躍できる資格です。

病棟以外の働き方を検討している方や、
将来的に夜勤なしで働きたい方にも人気があります。

▶︎施設看護師のリアルを徹底解説

ただし、どの資格も
「取得しただけ」で年収が大幅に上がるわけではありません。
資格をどう活かすか、どの職場で働くかによって、将来的な収入は大きく変わってきます。

次の章では、
「せっかく資格を取ったのに給料が上がらなかった…」
と言われる理由について詳しく解説します。

4. なぜ資格を取得しても給料が上がらないと言われるの?

「資格を取れば年収アップできると思っていたのに、思ったより変わらなかった…」
このような声を聞くことも少なくありません。

実は、資格取得=必ず給料アップ、というわけではないのが看護業界のリアルです。
ここでは、その理由について詳しく解説します。

① 資格手当がない病院も多い

病院によっては、認定看護師や専門看護師であっても資格手当が支給されないケースがあります。

特に中小規模の病院やクリニックでは、

  • 資格手当制度がない
  • 月3,000〜5,000円程度のみ
  • 役職が付かなければ給料が変わらない

ということも珍しくありません。

せっかく時間と費用をかけて取得しても、
収入面では大きな変化を感じにくいことがあります。

② 責任や業務量だけ増えることもある

資格取得後は、

  • 院内研修の講師
  • 後輩指導
  • 委員会活動
  • 他部署からの相談対応

などを任されるケースが増えます。

よく聞くリアルな声
  • 仕事は増えたのに給料は変わらない…
  • 責任だけ増えて大変になった
  • 自己研鑽が休日にも必要になった

という声も少なくありません。

③ 資格を活かせる職場ではない場合もある

例えば、
感染管理認定看護師を取得しても、
病院側にその役割を活かす仕組みがなければ、評価されにくいことがあります。

資格は、「持っていること」よりも「どう活用できるか」が重要です。
資格取得を目指す前には、

  • 資格手当はあるか
  • 取得後の役割はあるか
  • キャリアアップにつながるか

を確認しておくことが大切です。

④ 本当に年収アップする人は転職も活用している

実際に大きく年収を上げている看護師さんは、
資格取得後に転職をしているケースも少なくありません。

  • 認定看護師を積極採用している急性期病院
  • 訪問看護の管理職ポジション
  • 企業看護師・産業保健分野

などでは、資格が高く評価されることがあります。

つまり、

ケース 収入アップ期待度
今の病院で資格取得のみ ★★☆☆☆
資格+昇進 ★★★☆☆
資格+転職 ★★★★☆〜★★★★★

というケースも少なくありません。

  • 資格取ったのに、仕事だけ増えるなんて嫌だよー!

    考える妖精

  • 「どこで働くか」の方が大切だから、
    資格を評価してくれる職場へ転職して、年収上げる方が良いのかも♪

    笑顔の妖精

5. 資格取得を目指す前に考えたい3つのこと

資格取得には、
時間・お金・労力がかかります。
そのため、「なんとなく年収が上がりそうだから」という理由だけで目指すと後悔してしまうこともあります。

ここでは、資格取得前に考えておきたいポイントを紹介します。

① 自分はどんな働き方をしたいのか

  • 管理職を目指したいのか
  • 専門性を高めたいのか
  • 夜勤なしで働きたいのか
  • 病院以外で働きたいのか

など、自分の将来像を整理することが大切です。
資格はあくまで手段であり、
目的ではありません。

② 費用を回収できそうか

資格によっては、
数十万円以上の費用がかかることもあります。

項目
受講費 10〜50万円以上
交通費・宿泊費 数万円
休日の勉強時間 数百時間になることも

今後どのくらい働く予定なのか、
将来的に回収できそうかも考えておきたいポイントです。

③ 今の職場で評価される資格なのか

資格によっては、
取得しても職場で活かせないことがあります。

  • 資格手当の有無
  • 取得後のキャリアパス
  • 資格取得支援制度
  • 評価制度

などを事前に確認しておくことが重要です。

資格取得前チェックリスト
  • なぜ資格を取りたいのか明確になっている
  • 取得後の働き方をイメージできている
  • 資格手当や評価制度を確認している
  • 費用や勉強時間を把握している
  • 将来的に転職も視野に入れている

資格はキャリアの選択肢を広げる大きな武器になります。
しかし、年収アップだけを目的にすると、
「思っていたのと違った…」
と感じてしまうこともあります。

資格を取得するか迷っている方は、
まずは自分がどのような働き方をしたいのかを考えることから始めてみましょう。

6. まとめ

看護師として働いていると、
「資格を取れば給料が上がるのかな?」
と考えることもありますよね。

実際には、
資格取得によって手当が支給されたり、管理職へ昇進したりして年収アップにつながるケースもあります。
しかし一方で、
「資格を取ったのに思ったほど給料は変わらなかった…」
という声も少なくありません。

そのため、
資格取得=必ず給料アップ
と考えるのではなく、

  • どのようなキャリアを築きたいのか
  • どんな働き方をしたいのか
  • 資格を活かせる環境なのか

という視点で考えることが大切です。

この記事のポイント
  • 資格取得で年収アップするケースはある
  • 資格手当が少ない・ない職場も多い
  • 責任や業務量だけ増えることもある
  • 資格を評価してくれる職場選びが重要
  • 資格は「給料」だけでなくキャリアの幅を広げる武器になる

特に近年は、

  • 訪問看護
  • 美容クリニック
  • 企業看護師
  • CRC・治験コーディネーター
  • 施設看護師

など、病院以外でも看護師資格を活かせる働き方が増えています。
資格を活かしてキャリアチェンジをすることで、結果的に大きく年収アップする方も少なくありません。

「今の職場では資格を取っても評価されなさそう…」
「もっと資格を活かせる働き方があるなら知りたい」
という方は、
一度どのような求人があるのか情報収集してみるのもおすすめです。

資格は、今すぐ給料を上げる魔法ではありません。
しかし、
5年後・10年後の働き方を大きく変える可能性を持った自己投資でもあります。

今後どのような看護師になりたいのかを考えながら、
自分に合ったキャリアアップの方法を見つけてみてくださいね。

  • 資格を取れば絶対に給料が上がるって訳じゃないんだね…。

    考える妖精

  • そうなんだよ♪
    でも資格があることで、働き方の選択肢が増えたり、将来のキャリアにつながったりすることも多いんだ!

    笑顔の妖精

  • 今の職場だけじゃなくて、資格を活かせる職場を探してみるのもアリかも!

    驚く妖精

  • うん♪
    資格取得と転職を上手に組み合わせることで、理想の働き方に近づけることもあるよ!

    笑顔の妖精

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