2026/06/26更新
看護師の給料が上がらないのはなぜ?年収アップの方法と経験を正しく評価してもらうコツ
※プロモーションを含みます
「初任給は上がっているのに、自分の給料は増えない…」と感じる方
基本給や昇給の仕組みを知りたい方
今より年収アップを目指す方法を知りたい方
転職で経験を正しく評価してもらいたい方
「初任給は上がってるのに、中堅の給料がほとんど増えない…。」
そのようなモヤモヤを感じたことはありませんか?
近年は看護師不足の影響もあり、新卒看護師の初任給を引き上げる病院が増えています。
一方で、中堅・ベテラン看護師からは、
「責任が増えるだけで、給料は変わらない」
という声も少なくありません。
実際、看護師の給与は、
基本給だけでなく、夜勤手当や各種手当
によって大きく変わります。
そのため、「給料が上がらない」と感じる原因は、基本給だけではないケースもあります。
この記事で分かること
- 看護師の給料が上がらない理由
- 基本給と月収の違い
- 今の職場で給料を上げる方法
- 転職で年収アップを目指すポイント
「今より条件の良い病院はあるのかな?」と思った方は、
転職エージェントはなぜ無料?仕組みとメリットをわかりやすく解説!
もあわせてご覧ください。
目次
1. 看護師の給料が上がらないのはなぜ?まずは給与の仕組みを知ろう
給料が上がらない理由を知るには、
まず「基本給」と「月収」の違いを
理解することが大切です。
毎月振り込まれる給与には、基本給以外にも夜勤手当や残業代、資格手当などが含まれています。
そのため、月収だけを見ていると、本当に基本給が上がっているのか分かりにくくなります。
| 基本給 | 月収(給与総額) |
|---|---|
| 毎月の給与のベース | 基本給+夜勤手当+残業代+各種手当 |
| 賞与・退職金の算定に影響することが多い | 勤務状況によって毎月変動する |
| 長期的な年収に影響しやすい | 夜勤回数によって増減しやすい |
例えば、夜勤を月4回していた人が2回へ減ると、
基本給が変わっていなくても月収は数万円下がることがあります。
反対に、基本給が数千円上がるだけでも、
賞与や退職金の金額まで変わる場合があります。
-
夜勤を減らしたら給料が下がったから、
基本給まで下がったと思ってた…。
-
夜勤手当が減っただけかもしれないよ!
まずは給与明細で基本給を確認してみよう♪
「給料が上がらない」と感じたら、まずは基本給が前年より増えているかを確認しましょう。夜勤や残業の変化だけが原因の場合もあります。
基本給が上がると将来の年収にもつながる
基本給は、毎月の給与だけでなく賞与や退職金にも影響することがあります。
そのため、短期的には夜勤手当の方が収入は増えやすいものの、長く働くことを考えると基本給が高い職場の方が安定した年収を目指しやすいといえます。
基本給が高いメリット
- 賞与が増える可能性がある
- 退職金へ反映される場合がある
- 夜勤を減らしても収入が落ちにくい
- 将来的な年収アップにつながりやすい
なお、賞与や退職金の計算方法は病院によって異なります。詳しくは就業規則や給与規程を確認してみましょう。
新人の初任給は上がっているのに、中堅看護師がモヤモヤする理由
近年は看護師不足を背景に、新卒採用を強化する病院が増えています。
その結果、初任給を引き上げる医療機関も少なくありません。

一方で、既に働いている看護師の給与表が同じように見直されるとは限らず、
経験年数に対して給与差を感じにくい状況も起きています。
日本看護協会が公表している給与データでも、新卒看護師と勤続10年前後の看護師では基本給に差はあるものの、「責任や業務量ほど大きな差ではない」と感じる方もいます。
参考資料:
日本看護協会「看護職の給与に関するデータ」
新人の初任給が上がること自体は、看護職全体の待遇改善につながる良い動きです。ただし、中堅・ベテラン看護師の経験も適切に評価される制度づくりが求められています。
では、なぜ経験を積んでも「給料が上がらない」と感じてしまうのでしょうか。
次の章では、その理由を5つに分けて詳しく解説します。
2. 看護師の給料が上がらないと感じる5つの理由
「毎年働いているのに、思ったより給料が増えない…」
その理由は一つではありません。
病院ごとの給与制度や評価方法によって、昇給を実感しにくいケースがあります。
看護師の給料が上がりにくい主な理由
- 毎年の昇給額が小さい
- 夜勤手当の割合が大きい
- 経験や役割が給与へ反映されにくい
- 資格を取得しても手当が少ない職場がある
- 経験加算の基準は病院ごとに異なる
毎年の昇給額が小さい
病院の多くは給与表に沿って昇給しますが、その金額は毎年数千円程度というケースも珍しくありません。
昇給していても、社会保険料や物価の上昇によって「手取りが増えた」と感じにくいことがあります。
昇給しているかどうかだけではなく、「年間で基本給がいくら増えたのか」を確認すると実態を把握しやすくなります。
夜勤手当に頼った給与になっている
看護師の給与は、夜勤回数によって大きく変動します。
夜勤を減らして働きやすくなった一方で、月収が下がり「給料が下がった」と感じる方も少なくありません。
特にライフステージの変化で日勤中心へ働き方を変えた場合、この影響を受けやすくなります。
-
夜勤を減らしたら、思った以上に手取りが減っちゃった…。

-
基本給が高い職場なら、夜勤を減らしても収入が大きく下がりにくい場合もあるよ♪

責任は増えても給与へ反映されない
経験を積むと、新人教育やリーダー業務、委員会活動などを任されるようになります。
しかし、こうした役割に対して十分な手当が支給されない病院もあります。
| 経験を積むと増える仕事 | 給与へ反映されないことがある例 |
|---|---|
| 新人教育 | 教育手当がない |
| リーダー業務 | 役職に就くまで手当なし |
| 委員会活動 | 時間外で対応することもある |
責任が増えているにもかかわらず給与が変わらなければ、不満を感じるのは自然なことです。
資格取得が給与アップにつながらないこともある
認定看護師や専門看護師などの資格はキャリアアップにつながりますが、すべての病院で資格手当が支給されるわけではありません。
資格取得を検討する場合は、取得支援制度や資格手当の有無も確認しておきましょう。
資格と給与の関係について詳しく知りたい方は、
資格を取得すると看護師の給料は本当に上がる?現場のリアルな声を紹介
も参考にしてください。
転職時の経験加算は病院によって違う
同じ看護師経験10年でも、転職先によって基本給は変わります。
前職での経験をすべて評価する病院もあれば、一部しか経験加算しない病院もあるためです。
求人票の給与は「モデルケース」であることも多いため、自分の経験年数なら基本給がいくらになるのか、応募前に確認することが大切です。
転職エージェントを利用すると、求人票だけでは分からない経験加算や給与テーブルを確認してもらえる場合があります。
転職サービスの仕組みについては、
転職エージェントはなぜ無料?仕組みとメリットをわかりやすく解説!
で詳しく紹介しています。
では、現在の職場で基本給や年収を上げる方法はあるのでしょうか。
次の章では、転職する前に確認したいポイントを紹介します。
3. 今の病院で年収アップが難しいなら、転職も選択肢の一つ
昇給制度や評価制度を確認しても、
- 毎年の昇給額がほとんど変わらない
- 役職に就くまで大幅な昇給が見込めない
- 資格や経験が給与へ反映されない
- 夜勤を増やさないと収入が上がらない
このような状況であれば、今の職場だけで年収を大きく上げるのは難しいかもしれません。
もちろん、すぐに転職する必要はありません。しかし、一度ほかの病院の給与条件を知ることで、今の職場が自分に合っているかを客観的に判断できるようになります。
転職活動を始めても、必ず転職する必要はありません。「今の自分ならどんな条件で転職できるのか」を知るだけでも、今後のキャリアを考える材料になります。
経験年数によっては基本給が数万円変わることもある
転職先によっては、これまでの経験年数や担当してきた業務をしっかり評価してくれる病院もあります。
例えば、
- 急性期病棟での経験
- プリセプターや新人教育の経験
- リーダー業務の経験
- 認定看護師などの資格
これらを経験加算として評価し、前職より高い基本給で採用するケースもあります。
一方で、同じ経験年数でも病院によって給与テーブルは異なるため、「転職したのに給料が下がった」というケースもあります。
そのため、求人票の月収だけではなく、基本給や経験加算の考え方まで確認することが重要です。
-
求人票だけで、自分の給料がいくらになるか分かるの?

-
病院によって経験加算のルールが違うから、求人票だけでは分からないことも多いよ!

給与だけではなく「働きやすさ」も比較しよう
給与は大切ですが、
年収だけで転職先を決めるのはおすすめできません。
例えば、基本給が高くても、
- 残業が多い
- 年間休日が少ない
- 人間関係が合わない
- 教育体制が整っていない
このような職場では、長く働き続けることが難しくなる可能性があります。
給与だけでなく、職場の雰囲気や休日数、福利厚生まで含めて比較することが、転職後の満足度につながります。
職場選びで後悔したくない方は、
もう人間関係で悩みたくない!転職前に職場の「リアルな雰囲気」を見抜く方法
もぜひ参考にしてみてください。
「年収だけ高い職場」が自分に合うとは限りません。仕事内容や休日、教育体制なども含めて比較することが、満足できる転職への近道です。
転職エージェントを活用すると給与交渉を任せられることもある
給与条件を自分で確認するのが不安な場合は、看護師専門の転職エージェントを活用する方法もあります。
エージェントによっては、
- 経験年数を考慮した想定年収の確認
- 病院ごとの給与テーブルの共有
- 給与や入職時期の条件交渉
- 非公開求人の紹介
などをサポートしてもらえる場合があります。
サービス内容や仕組みについては、
転職エージェントはなぜ無料?仕組みとメリットをわかりやすく解説!
で詳しく紹介しています。
次は、看護師の給料についてよくある質問をQ&A形式で紹介します。
4. 看護師の給料に関するよくある質問
Q1. 看護師は勤続年数が長くなれば給料も上がりますか?
多くの病院では、勤続年数に応じて定期昇給があります。
ただし、昇給額や評価制度は病院ごとに異なるため、「長く働けば必ず大きく給料が上がる」とは限りません。
昇給制度が気になる場合は、給与規程や就業規則を確認したり、面談で今後のキャリアについて相談したりするとよいでしょう。
Q2. 資格を取得すると必ず年収アップできますか?
必ずしも年収アップにつながるとは限りません。
資格手当が支給される病院もあれば、資格を取得しても給与へ反映されない病院もあります。
詳しくは
資格を取得すると看護師の給料は本当に上がる?現場のリアルな声を紹介
で詳しく解説しています。
Q3. 転職すると給料は上がりますか?
転職によって年収アップを実現する看護師もいますが、必ず上がるわけではありません。
大切なのは、求人票の月収だけを見るのではなく、
基本給・賞与・経験加算・年間休日
まで含めて比較することです。
Q4. 転職エージェントを使うと給料交渉してもらえますか?
転職エージェントによっては、給与や勤務条件の交渉を代行してくれる場合があります。
また、求人票には掲載されていない職場の雰囲気や経験加算の考え方などを教えてもらえることもあります。
給料だけではなく、「働きやすさ」や「人間関係」も含めて相談できるのが、転職エージェントを利用するメリットです。
5. まとめ
看護師の給料が上がらないと感じる理由は、人それぞれ異なります。
しかし、多くの場合は「基本給」「昇給制度」「経験の評価方法」が大きく関係しています。
この記事のポイント
- 月収ではなく基本給を確認することが大切
- 昇給額や評価制度は病院によって異なる
- 経験や資格が給与へ反映される職場もある
- 今の職場で改善が難しい場合は、転職も選択肢の一つ
今の職場だけを見ていると、「看護師の給料はどこも同じ」と思ってしまうかもしれません。
しかし、病院や施設によって給与制度や評価方法は大きく異なります。
「今より条件の良い職場があるなら知りたい」
「経験を正当に評価してもらえる職場で働きたい」
そう感じている方は、一度求人を比較してみるのもよいでしょう。
転職活動は、応募したら必ず転職しなければならないものではありません。
まずは情報収集から始めることで、自分に合った働き方や給与水準を知るきっかけになります。
看護師専門の転職エージェントを比較したい方は、
看護師転職エージェントおすすめランキング
をご覧ください。
また、給与だけでなく働き方についても考えたい方は、こちらの記事もおすすめです。